山手貨物線を通って新鶴見へ向かう金太郎と上野へ向かう高崎線電車の並走。右上に京浜東北線の空色電車が、さらにその上を東北、北陸、上越新幹線が瞬速で通過して行く背景と密度の濃さを感じるところだが、山寄の貨物線だけがどうしても陰になってしまう。撮影地としては最良の角度が逆光になるという難点があるのだ。王子駅ホームからも望めるが、４分おきに入ってくる電車の間隙を狙うのは運頼みの至難の技であるから、誰もそういう選択はしないだろう。素人にはこの辺が精一杯というところかな。

---